一般社団法人ノン・ハラスメント協会 代表理事
語尾マネジメント® 創始者
なぜ「ハラスメント」に向き合うようになったのか
「どうして、同じ言葉なのにこんなにも伝わらないのだろう?」
白鳥徹が“ハラスメントの本質”に関心を持ったのは、幼少期の家庭での違和感がきっかけでした。
家庭や学校、社会の中で「言葉のすれ違い」からくるコミュニケーションギャップに苦しむ人々を目の当たりにし、本音で安心して語り合える場の少なさを痛感。
この違和感が、後の人生すべての問いの原点となります。
ハラスメントの根源は「無意識の語尾」に出る
財団法人での勤務、自社経営の経験を経て、人間関係と組織課題に本格的に向き合うようになり、
経営・言語(コピーライティング/ファシリテーションなど)・心理・量子物理学・東洋医学の各領域を横断的に探究する中で、「語尾」に人の無意識がつくる認識が出るという独自の視点にたどり着きました。
「〜してくれると助かります」という語尾と、「〜しないと困ります」という語尾では、伝わる印象がまったく異なるように、
語尾ひとつで、相手に“安心”も“圧”も与えられてしまう。
その事実に気づいたとき、ハラスメントの芽は、制度やルールの問題ではなく、人間の“無意識”にこそ潜んでいる。そこを変えていかなければ、会社への忠誠心は失われ、給与やキャリア形成のためだけに集まる場所になってしまい、ますます感情が遮断したコミュニケーションが広がり、寛容さが失われていくことに歯止めがかかりません。
語尾マネジメント®というアプローチ
白鳥は、職場・家庭・教育・医療など、あらゆる関係性の土台となる「語尾」に着目し、
人の思考・感情・行動パターンを変える実践メソッド「語尾マネジメント®」を開発。
このアプローチをもとに、ハラスメントを“防ぐ”だけでなく、“信頼でつながる関係”を育てる対話文化を全国に広げています。
現在の主な活動
- 企業向け ノン・ハラスメント研修・組織内コミュニケーション改革
- 経営者・管理職への言語コーチングおよびリーダー育成
- 語尾マネジメント®ファシリテーター養成講座の開講
- 子育て・キャリア女性向け「語尾と心の整え方」セッション
専門性と評価
戦略設計と感性表現を両立できる“両利き型ファシリテーター”として、経営・心理・教育など幅広い分野から高い評価を得ている。
特に「誰もが安心して本音を語れる場づくり」「語尾を変えることで人生の質が変わる」という言語支援のアプローチにおいて、他にない独自性を持つ。
代表メッセージ
ハラスメントは、関係性の“断絶”ではなく、“再構築”の入口にできる。
私はそう信じています。
誰もが安心して意見を言える生きやすい社会を通して「子供の未来を保証する社会」をつくるために、
法律でも制度でもなく、「ことばの温度」と「語尾から認識を変え」関係性を育て直す。
それが、一般社団法人ノン・ハラスメント協会が目指す、対話による社会変容の原点です。